一人暮らしの部屋には、あまり大きな家具を置きたくないという人も多いかもしれません。しかし実は、ベッドの中には置くことによってスペースを確保できて快適な暮らしを約束してくれるものもあります。
また、床に直接布団を敷く生活だと、ついつい敷いたままにしてしまい万年床になりがちで、カビやダニが繁殖してしまったなどということになりかねません。ですがベッドであれば、シーツやベッドパットの洗濯だけで通気性を確保し、清潔に保つことができます。
一人暮らしだからとベッドの購入を躊躇しているのはもったいないこと。ぜひ、この記事を参考に、さまざまなベッドを比較検討してみてください。
一人暮らしにベッドはいる？いらない？
実家で暮らしていたときは自分の部屋にベッドがあったけれど、一人暮らしになった際に購入せず布団で寝ているという人や、実家が畳の部屋で布団生活をしていたのでベッドを検討したことがないという人もいるでしょう。しかし、一人暮らしの生活にベッドを取り入れると生活の質をぐんと上げることが出来るのです。
一人暮らしでワンルームの部屋に生活している場合などは特に、狭い空間だからこそ生活にメリハリが必要になります。ベッドを置き、寝る場所と食事などをする生活空間とでスペースを分けることがメリハリを付ける一つの方法です。ベッドは寝るスペースだという習慣が出来ると、脳がそれを覚えてくれるので、ベッドに入ることが入眠儀式となって質の良い睡眠を確保できる可能性もあります。
一人暮らしのベッド選びで失敗しないために
一人暮らしをする場合、ベッドは快適に使う事ができるアイテムですが、もし選び方を間違えるととても生活しづらい空間を作ってしまう気を付けたい家具でもあります。ここでは、ベッド選びで失敗しないためのポイントをお教えします。
ポイント1.サイズ
例えば１Kなどのアパート暮らしをしている場合、狭い空間を有効に使う手段を考えなければなりません。極端な話をすれば、ワンルームにキングサイズを置いてしまうと生活空間がほとんど無くなってしまうでしょう。そのため、ベッドを選ぶ際は、サイズに注意が必要です。
また、狭いアパートなどの場合には玄関ドアも小さいケースが多いため、せっかく購入しても搬入できないこともあり得ます。窓から搬入することになると、別途多額の費用が必要になることがあるので、その点にも注意が必要です。ベッドがある場所はデッドスペースになるという考え方から、生活空間を十分に残してちょうどよいサイズのベッドを購入するのがおすすめです。
ポイント2.寝心地
ベッドを選ぶ際には寝心地も重要です。せっかく寝る場所としてスペースを取って配置するのですから、質の良い睡眠を確保するためにも、寝心地が良いものを選んだ方が良いでしょう。スプリングや大きさなど、快適な寝心地のベッドを選ぶことが大切です。
ポイント3.種類
ベッドと一口に言っても様々な種類があります。例えばヘッドボードがフラットになっているタイプは狭い部屋でも置きやすいですが、棚が付いたキャビネットタイプと比べて目覚ましやスマートフォンが置けないという欠点があります。フレームの素材も木が剥き出しになっているものから布で覆われているタイプなど色々あり、それぞれ違った特徴がありますので、メリット・デメリットをしっかり比較検討した上で選ぶようにしましょう。
ベッドの種類と価格相場
先程、ベッドを選ぶには種類が大切だと説明しました。そこで、ここではベッドの大まかな種類と主なメリット、それぞれの価格相場について解説していきます。
一般的なベッドフレーム
一般的なベッドフレームは、読書灯や小物が置ける棚、スマホなどの充電に便利な電源プラグが付いているタイプや、シンプルに枠のみのものなどがあります。価格の相場は、大体2万円～10万円程度が相場です。
ローベッド、フロアベッド
ローベッドやフロアベッドは、布団での生活と同じように低い場所で寝る事ができるので安心感があります。高級感のある革張りのタイプなどもあるので、値段には幅がありますが、2万～20万円程度まで予算に合わせて選ぶことができます。
収納ベッド
一人暮らしの部屋に置くと非常に便利な収納付のベッドは、狭いスペースを有効に使えるので人気です。毛布やシーズンオフの洋服などをしまっておけますし、引き出し式であればいつも身につける下着や洋服を収納することも可能。価格は3万～6万円程度が相場です。
ロフトベッド
最も場所を有効に使う事ができるのが、ロフトベッドです。階段やはしごで上層階にあがって寝るので、下に収納ボックスや机を置くなど、工夫次第で様々な使い方ができます。価格は少し高めで、5万～10万円程度が相場です。
折りたたみベッド
折り畳みベッドは、布団を毎日押し入れにしまう手間を解消してくれるでしょう。簡単に折りたたむことができ、スペースを確保できます。簡易的な折り畳みベッドは、数千円程度から購入することができ、非常にお手頃なものもあります。相場はおおよそ1万円前後です。
ソファベッド
ソファベッドは夜はベッドとして使い、昼間はソファーとして使うという二刀流の使い方ができるタイプのベッドです。便利さとお洒落さを兼ね揃えていることから人気となっています。価格帯は布製ソファーと同程度で4万円程度で購入できます。
一人暮らしにおすすめのベッド12選
ここまでベッドを選ぶ時のコツや種類ごとの特徴を解説してきました。
ここからは、ベッドを置く目的別におすすめしたい厳選商品を合計で12個紹介していきたいと思います。
モテ部屋にぴったり！おすすめのベッド3選
お部屋のセンスをワンランクアップしてくれる、モテ部屋にぴったりのベッドをご紹介します。
モテ部屋系ベッドその1
出典元：https://www.bed-tsuhan.com/product/1922
一人暮らしに使えるショート丈ロフトベッド「Maisie」は、自分の体格に合わせて高さの調節をすることが可能なベッドです。高いところで寝ると落ち着かないという場合にも、低めの設定をすることができるので安心して使うことができます。
モテ部屋系ベッドその2
出典元：https://www.i-office1.net/shop/36112322/
木製ロフトベッド「Ashby」のシングルタイプは、木製の落ち着いたイメージのベッドで、棚がたくさんついているのが魅力の一つ。飾り棚としてお洒落な小物などを並べて使うこともできますし、本などを収納するのに十分なスペースを確保できます。
モテ部屋系ベッドその3
出典元：https://www.low-ya.com/goods/F901_G1172_S0
「LOWYA」のきしみ軽減タイプのロフトベッドは、パイプ型のロフトベッド。部屋に圧迫感を与えないというメリットがあるため、一人暮らしの狭い部屋にもピッタリです。
子供部屋に！おすすめのベッド3選
あまり広くない子供部屋の空間を最大限に活用できるベッドをご紹介します。
子供部屋向きベッドその1
出典元：https://store.shopping.yahoo.co.jp/wakuwaku-land/1088144.html
おしゃれなロフトシステムベッド「RESOL(リソル)」4色対応は、学習机がセットになったロフトベッド。子供部屋を広く使えます。机は、一般的なものよりも横に長く、学習スペースを多く確保できるため、おすすめです。
子供部屋向きベッドその2
出典元：https://item.rakuten.co.jp/auc-qualial/q4919vr/
「ポプラ」のベッドは、ベッドの高さが186センチもあることが特徴です。ベッドの下を学習スペースとして活用したい場合、高さが不十分だと圧迫感を感じてしまいかねません。その点、高さがしっかりあるので、広々とした学習場スペースを確保できます。
子供部屋向きベッドその3
出典元：https://item.rakuten.co.jp/i-office1/36112346/
「ハイディシステムベッド」は、引き出せるタイプの机や棚がセットになっているベッドです。すべてベッド下に格納して収納すると、部屋の印象がとてもすっきりします。
便利な収納付き！おすすめのベッド3選
ワンルームにもおすすめの、眠るスペースと同時に収納スペースも確保できるベッドです。
収納付きベッドその1
出典元：https://store.shopping.yahoo.co.jp/wakuwaku-land/1088199.html
落ち着いた印象のカラーが3色揃った「キャビンシステムベッド」には、コートやワンピースなどの丈が長い洋服もかけられる、クローゼットタイプの収納が付いています。
収納付きベッドその2
出典元：https://shop.rooms-taishodo.co.jp/fs/taishodo/6027314901
「シギヤマ家具」のコンパクトな収納ベッドは、チェストやワードなどの収納とベッドをばらばらにして配置することもでき、部屋の形やサイズにあわせて柔軟に対応することができます。
収納付きベッドその3
出典元：https://item.rakuten.co.jp/i-office1/36100051/
システムベッドの「Amber」は、子供から大人まで幅広く使えるベッドです。ベッドフレームだけでなくデスク、キャビネット、シェルフがセットになっており、それぞれ個別に使うことも可能。カラー展開はブラウンとホワイトの2色があり、ナチュラル系インテリアに特によく合うテイストになっています。
男を上げる！おすすめのベッド3選
男性らしいクールでスタイリッシュなベッドをご紹介します。
おしゃれメンズのベッドその1
出典元：https://www.bedstyle.jp/detail/112160.html
「棚・コンセント付シンプルロフトベッドスーパーハイタイプ」は、部屋の圧迫感を解消するシンプルなパイプタイプのベッドです。お洒落でスタイリッシュな男性にとてもよく似合います。また、スマホの充電などに欠かせない電源プラグが付いている点もポイントです。
おしゃれメンズのベッドその2
出典元：https://www.i-office1.net/shop/36100302/
「ロフトベッドアシュリー」は、ベッドもソファーも置きたい欲張りさんでも満足できます。ソファーでくつろいだあとは、階段を上るだけですぐに睡眠に入れる魅力的な作りです。
おしゃれメンズのベッドその3
出典元：https://www.laana.jp/bed/id476020
3段可動デスク＆コンセント宮棚付きロフトベッド「ステューディオ」は、高さを3段階で調節できるので、背が高い男性や小柄な人でも自分の高さにあわせて使うことが可能。一番低い34センチのタイプで設置した場合には、荷物などを置く棚としても使うことができます。
まとめ
ここまで、一人暮らしの方におすすめのベッドを紹介してきました。ロフトベッドを始めとする収納付きのベッドであれば、部屋のスペースをベッドで圧迫されて物が置けない…といった心配も無くなります。睡眠の質を上げて、日々の生活をスッキリした気持ちで過ごすためにも、ベッドの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
